彼らは救いようのない生き物。
夢を見ては破れ,また夢を見ては破れ。
面白くないことの繰り返し。
むしろ消してしまいたいことの再現。
デジャヴ。
夢と現の境を見失い,
冷め切った太陽に触れることを恐れている少年のような目をしている。
言葉は不要。
だが旋律は必要。
与えられたのは夢の名残の甘い蜜と現という苦い飴。
最後に残された現と言う夢の塊から逃れることは赦されていない。
何をしている。
いつまで夢物語を語っている。
目の前にある現を歌え。
彼らに残された道は一つしかない。
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