46
あなたの言葉,今でも覚えている。
今でも,聴こえる。

47
壊れないようにと大切に抱きしめるけれど
万物,全て壊れ散ってしまうものだと
君の姿で知りたくもなかった。

48
もっと上手にあなたのこと愛せればよかった
失ってから気付く大切なこと

49
早く,と急かす声は
天へと導く声か,地獄へと手招く言葉か
結末などだれもしらないのだ

50
空回りする言葉を繋ぎとめて,ありがとう,と伝えたい。